2019/11/30 11:14


今回は、こんにゃく消費の統計データをご紹介。ボク=シャチョーくんがその詳細を分析してまいりマス。



「こんにゃく」の1世帯

あたりの月別支出額

 

上は「こんにゃく」の月別支出額。9月に入ると、急激に購入量が増え、12月にピークを迎えます。

 

おでんに鍋にと、寒いときに恋しいこんにゃくメニューってたくさんありますもんね。




1世帯あたりの

品目別年間支出金額より

 

こんにゃく消費量の多い地域も、冬の長い東北がトップ3を独占!

 

こんにゃくトップシーズンの12月は、忘年会の季節。ですが、家計調査の結果であること・消費量上位を東北占めることを考えると、宴会の鍋料理というよりも、日々の晩ゴハン需要と言えるでショウ。




 1世帯あたりの月別支出額

 

興味深いのは「生しいたけ」の月別支出金額も、「こんにゃく」と同じ運命をたどっている点。



1世帯あたりの月別支出額

 

「こんにゃく」「生しいたけ」ともに鍋によく使われる具材ですが、鍋野菜の定番「はくさい」、おでんに活躍「揚げかまぼこ」は、また違った曲線に……。

 

ということは、12月に「こんにゃく」「生しいたけ」の消費量増は、おせち料理も関係してそう。お煮しめの材料としても、購入されていると予想できますネ。




工場から車で約15分の

「日光だいや川公園」。

日光連山×紅葉の名所!

 

ボクの工場も、上のこんにゃくの曲線と同じカンジで忙しくなります。とくに12月は、テンヤワニンヤ!

 

え? こんにゃくってスグに出来上がりそう?

 

実はウチの場合は、製造には最低で2日必要。昔ながらの“バタ練り”でこんにゃく糊を練るのに1日、大造(おうど式)と呼ばれる方法で熟成&ボイルするのに1晩かけているんです。




厳選した原料を使い

味染み&食感を追求した

最新作『神々の蒟蒻』

11月からネット販売開始

 

もっと手早く作る方法もあるけれど、この“じっくり”がおいしさの鍵! バタ練で空気を含ませ、熟成によって引き締めることで、グニグニの食感が生み出せるというワケ。

 

ちなみに、できたてが一番おいしいのかと言うと、そうではアリマセン。製造から少々時間が経つと水分がほどよく抜け、味しみ&食感がUP。

 

嗚呼、こんにゃく作りって奥深い……。だからこそ、面白いんデス❤




みなさん、今年の12月も、たくさん鍋を楽しんでくださいね〜!

 

先日、カマンベールチーズ鍋にこんにゃく&しらたきを入れてみたら、 カマンベールがこんにゃくにとろ〜り絡んで……❤ 想像以上に美味でした。味にクセのないこんにゃくは、どんな鍋とも相性バツグンですヨ♪

※総務省統計局 「家計調査」の「1世帯あたりの品目別年間支出金額(2015~2017年平均/二人以上の世帯 )」を参考に、独自に記事・グラフ等を作成しています。

 

■『神々の蒟蒻』オイシイよ■

 

10月10日発売の『神々の蒟蒻』は、選りすぐった材料&バタ練が自慢。

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グニグニ&フワフワ。
未知なる(?!)食感★